被災5日目。
(正直なところ、被災4日目以降の出来事は、それが4日目なのか5・6日目なのか、よく覚えていません。こんなことがあったということは鮮明に記憶しているのですが。。。)
この頃になると、「死のあふれた街」は、少しづつやっかいな方向に進んで来ました。
「ゴミのあふれる街」になってきたのです。
倒壊した家のガレキ、避難所や公園から出るゴミ、もちろん倒壊を免れた方の家から出る生活ゴミも・・・
ゴミ収集車が来ませんので、ゴミ収集場付近には大量のゴミが溢れ出しました。
それこそ、山積みです。
神戸に住む人間は、山(六甲山)と海(神戸港)を持つその街並みの美しさに、誇りを持っています。
神戸に住むことをプライドとして持っている人が多いのです。
その美しい街が、ガレキや、ゴミの山で、ガラクタの街のようになってきました。
汚い話ですが、公園の隅にはテッシュで覆われた人間のトイレ跡も多くあります。
これは止む得ないことなんですが、プライドの高い神戸の人間にとってはツライ現実です。
地震はそのプライドまで傷つけてくれました。

(写真は借り物です。)
しかし、この問題に限って言えば、震災が冬に起きたのは不幸中の幸いです。
お察しの通りですが、これがもし夏なら・・・
ゴミから出る腐乱臭、、、想像しただけでもゾっとします。
あと、テントや車、避難所での生活では、お風呂に入れません。
特に避難所では多くの知らない人との共同生活です。
他人の体臭ほど臭いものはないと、よく言います。
そんな中で寝泊りできるでしょうか。。。
もっとツライのはトイレです。
トイレの惨状は以前にも書きましたが、水の流れないトイレ、、、これが夏だったら・・・
汲み取り式のトイレの匂いの比ではありません。
寒さで病気になる人や、インフルエンザが避難所で流行ったことなど、冬ならではの問題もありますが、これらのことを考えると、地震が冬であったことは、まだマシだと考えるべきなんでしょうか?
もちろん、「冬でよかったね。」なんてことは、当時は全く考えていませんし、口にする人もいません。
誰もが皆、
「なんでこんな目に会うねん・・・」
と、消沈していたことは言うまでもありません。
救援物資などが充実してくると、身の安全が確保され、これまで話してきたような衛生的な問題以外に、今後のもっと大きな問題、当人以外誰も解決してくれない「金銭的な問題」が、多くの人の肩に重くのしかかり、メンタル面を病んでいくことになります。
家が壊れた。もう住めない。
これからどこに住もうか?
ここまでがこれまでの思考です。
この頃になると、壊れた家のローンが残っている。
建てたばっかりなのに。。。
これから住むと言っても、ローンを抱えたまま家なんて買えるはずもなければ、借りるのも苦しい。
何より、住まない、住めない家のローンはどうなるのか?
こんな問題・・・考えただけでも気が狂いそうです。。。
当時私は実家に居ましたので、自分でローンを組んでおらず、その苦しみはほとんど理解していませんでした。
幸い、私の親はすでにローンを完済していたので、二重ローンの苦しみは経験していないのですが、改めて、自分がローンを組む立場になると、その恐ろしさを常に考えてしまいます。
私が「家を建てるまで」のブログで、このことを言い続けてきたのは、こんな経験からです。
今一度、この「住めない家とローンの関係」について、リスクを考えてみて下さい。
このブログには、いわゆる家づくり系ブログの方が、多く遊びに来てくれています。
皆さん自身、ローンを組まれて生活していることと思います。
地震で家が破壊されることを考えたことがありますでしょうか?
心血注いだ家がなくなり、いらないモノ(ローン)だけが残る・・・
残って欲しいものは残らず、消えて欲しいものは、どんなことがあっても必ず残る。
こんなとき、あなたはもう一度立ち直り、家を建てることができますか?
こちらへも来ていただいてありがとうございます(*´∀`*)
あたしはまだ賃貸なので、立来さんのこの記事を読んで、(そっか。。。ローン、残るんだぁ・・・(||゚Д゚)ヒィィィ! ・・・)と改めて思いました。当時地震保険なんて、そんなにポピュラーではなかったですし、地震の少なかった関西なら、なおのことでしょうし・・・
なんだか、深く考えさせられました。
あたしのブログに来てくださった方が、(ん?)っと思ってリンクからこちらにいらして、あたしのように深く考えるきっかけになってくだされば。。。ということで、
リンク貼らせて頂いてもいいでしょうか?(*´▽`*)
ゴミから出る腐敗臭・・・。
記憶がよみがえってきました。
実家が水害に遭ったのが、まだ残暑厳しい9月。
道路が川のようになった町。
その水は、雨水だけでなく、汚水が逆流してきた水も混じっていました。
家の中に入ってきた水も、もちろん。
水がひいた後には、いたるところに汚物が残り、街中に異臭が漂ってました。
洗い流して、消毒して・・・それがまた独特な臭いで。。。
公民館や役所は、この写真のようになっていましたね。
地震とはまた違いますが、でも災害の後には、こうしたゴミや悪臭の問題がかならず残されるのではと思います。
家を建てる(家を買う)ということは、とても大きなリスクを抱えることでもありますね。
「人間、住む所さえあればなんとかなる!」なんて思って家を建てたとしても、ローンを払っているうちは自分たちのものではありません。
土地は、まったく価値がなくなってしまうようなことは少ないのかもしれませんが、家屋は壊れてしまえが価値がなくなってしまいます。
それほど不安定なものに、お金を払っているんですよね。。。
なるべく早く、繰り上げ返済して完済しなきゃ!
そして、同時に、万が一のときにも耐えられる(金銭的な面においても)体力を養っておかなければいけませんね。
そうですね、当時地震保険に入っている人は、ほんの一握りでしたね。
でも地震保険も火災保険額の最大50%というものがほとんどですから、あてにはできません。
なんでもかんでも備えるのは難しいことですが、自分にできる備えを考えて、意識を高めることが大事だと思ってます。
リンク嬉しいです。ありがとうございます^^
名古屋の水害、9月だったんですね。そうか台風シーズンか・・・
相当な臭いなんでしょうね、何となく想像できるな。。。
でも、多分水害を経験してない僕の想像をはるかに超えてるんだろうな。
住宅ローンは例えば30年ローンなら、30年間平穏無事に過ごせることを前提にしてるので、こういった災害時は誰でもヤバいと思います。
肝心なのは、しゃけさんの言うとおり万が一に耐えられる体力(財力、ほんとの体力、精神力etc)をつけておくことですね。
最近は、新しいタイプの地震保険というのがありますね。
http://www.jishin.co.jp/index.html
どうせ半分なら、と地震保険の解約を検討していて気がつきました。
ま、私の場合は1人住まいですので、焼け石に水、な気もしますが。
今住んでいる地域はあまり地震がないと思っていたのですが、ネットでちょいと検索しただけで百年ほど前にM7.1ってのがあったようです。うむー。
でも、このマンションが倒壊するくらいの地震があったら、ご自身も生きてはいないでしょう、とマンションの業者さんはアッサリしたものでした。
そうなるとローンは消える(そっちは掛けてる)ので、この発言を信じるかどうか、悩むところです。
でも地震って結構百年おき、とか周期的ですよね。
どないしよ。
ちなみにウチは父実家(遠い)・母マンション(近い)・私のみローンのマンションです。
全部壊滅する規模の災害が起きれば、当然、命はなさそうです。
リスタですね。
これやっぱ保険料高いんですよ。何が新しいって、火災保険とくっつけなくていい程度のような気がするんです。
僕は一応、普通の地震保険MAXと、兵庫県の災害共済に入ってます。
マンション業者さん、解せませんな〜
自分が住まないから、そんなこと言える。自分はちゃかり地震保険入ってたりするような気も。。。
まあ、僕も経験するまで「いるか、そんなもん!」って思ってましたけど・・・
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