夜が明けてきました。
部屋の中は足の踏み場もないほど、ムチャクチャになっています。
ようやく私と彼女は、これが”地震”であることに気づき始めました。
夜明けとともに、外から色んな声が聞こえてきます。
どの声も常軌を逸した叫び声ばかり・・・「大丈夫か?」「外に出ろっ!!」
寒い寒い朝、私たち二人は服を着込んで、外の様子を確認しに行くことにしました。
マンションから一歩外に出ました。
私たち二人の目に信じられないような光景が飛び込んできます。
マンションの前の家が前のめりに倒れています。
それもひとつやふたつの家ではありません。
全部です。
彼女のワンルームマンションだけが、ポツンと建っています。
マンションも壁が落ち、廃墟のようです。
電柱も倒れ、壊れた家が道路をふさいでいます。
道路が大きく波打ち、アスファルトに大きな亀裂が入っています。
映画やテレビで見た、戦争で爆撃されたような街になっています。
「えぇ〜、何これ・・・」
二人の口からは言葉が出ません。どんな会話を交わしたかも覚えていません。
ただただ、「信じられない・・・」
そんな気持ちだけが駆け巡り、「これは夢か?」と本当に何度も何度も思いました。
「これは夢か?」こんな気持ちとはまさに、このことを言うのだろうと感じました。
着の身着のままの人が、多く道に出ています。
呆然とする私たち二人に、まったく知らない近所の人が話しかけてきました。
その人はラジオを片手に、
「地震やで。死者6人やって。」
と、私たち二人に初めての情報をもたらしてくれました。
ほとんどの人が私たちと同じで呆然とし、動きが取れないでいました。
地震と分かったところで、何をしたらいいのか、さっぱり分からないのです。
彼女と同じマンションに住んでいた女の子が、マンションの入り口で、私たちと同じように不安でオロオロしています。
彼女がその子に話かけました。
「どうする?マンションの大家さんに連絡しようか?」
そんな会話をしていたように記憶しています。
色んな叫び声があちこちから聞こえ、まさに街が騒然としています。
この叫び声・・・人が本能的に発する大声は、それが緊急事態であることの証ですから、自分自身の恐怖心がさらに強くなります。
私は、震災から13年を経ても、子供の奇声や、大人の喧嘩などで大声を聞くと、異常にドキっとしてしまいます。このときの影響であることは明白でしょう・・・
こんな叫び声の飛び交う中で、私たち二人は徐々に現実を理解し始めました。
そして、私は恐ろしいことにふと気が付きます。
彼女のマンションから徒歩5分のところにある、私の実家はどうなった?
おやじは?
おかんは?
妹は?
愛犬2匹は?
周囲の戸建住宅は軒並み倒壊している。
私の家は・・・
おはようございます。
「夢現!〜〜」ブログから来させてもらいました。
雲太は生まれも育ちも大阪なので、13年前のあの日の出来事も体験しています。
ただ、それは神戸の方とは全く違う規模でしたが。
いまだに記憶に残っているのは、13年前の1/16に私は神戸を訪れ、南京町で買い物をし、楽しく帰途に付きました。
あの地震が半日早かったら、震源地が20km東にずれていたら、と思うと・・・。
リックルさんの記事を読む間に、自分に記憶もよみがえってきました。
そういえば雲太も仕事に行こうとしてました(笑)
そんな大事件だとは後のときは全然思ってませんでしたから。
記憶を風化させないためにも、ぜひ書き記してもらいたいと思います。
つらい体験をブログに綴る作業は、しんどいでしょうね。でも、正面から向き合うリックルさんは勇気があります!応援しております!
阪神大震災。東京にいた私にはニュースでしか、状況を分かりませんでした。
ニュースでは環境の被害だけしか分かりませんでしたが、記事を読むことで精神的痛みをひしひしと感じ、読むのが少しつらかったです。
リックルさんが勇気を出して書かれている記事ですので、読む側の私も目をそむけずに現実にあった災害と向き合っていきたいと思います。
なんだか、涙が出てきました・・・
義兄に電話がつながるまで
何度も何度も電話したこと
連続で100回以上はかけました。
奇跡的に電話がつながりどんなに
うれしかったか・・・。
このブログが「完」になるまで
お付き合いさせて頂きます。
その時のリックルハングさんが
楽しみです。きっと、乗り越えて
未来の明るい話をして、前向きに取り組む
リックルハングさんがいらっしゃるでしょうから^^
どれほど恐い体験をされたのか、言葉では言い表しようがない・・・と、
よく人は言いますが、私は、このドキュメンタリーを読ませて戴いて、
真に迫る声が聞こえるような気がします。
リックルハングさんも奥様も、お若いのに、
いろいろな経験をされていて、多少の事では
動じない強さを身に付けた様に思います。
臆病になった・・・と、おっしゃっておりましたが、
思慮深い人は、みんな臆病だと思います。
だから、予知能力が冴えてくるのでしょうね?
ドキュメンタリーを書き終えた時の、リックルハングさんが楽しみです。
ほほぅ。なるほど、奥様がイイ女なのですね。
今回の記事で、得心がゆきました。
いやいや勿論、イイ女に選ばれるリックルハングさんもイイ男に違いありません。
心置きなく過去を振り返って、未来へ向いましょう!
前日に南京町へ?私は三宮でした。
ホント、あれがあと何時間前だったら・・・とか、後だったらとか、考えると怖いことばかりですよね。
僕も街の全貌が見えるまでは、もう一回寝なおそうとかなとか思ってましたし・・・
このブログ書いてると、「建てるまで」とか「夢現・・・」とは、ちょっとテンションが違うんですよね。。。
一気に書ききるつもりです。
まあ、こんなリックルハングも読んでやって下さい^^;
こちらもお付き合いありがとうございます。
この時の、会えない、つながらない心配は、私はよく分かっていないのですが、テレビの映像を見てれば、誰もが絶句ですよね。
僕も多くの方に心配かけてたのに、連絡ができず、迷惑かけまくりでした。
お金とかビジネスではあんまり臆病じゃないんですけど、天災(地震はもちろん、台風、大雨、強風・・・)がとても怖くなり、「家がつぶれるんじゃないか?」って、すぐ思ってしまうんです。。。
予知能力ですか?
どうだろう・・・あるといいんですが。。。
上がる株の銘柄とか(笑
嫁の一人暮らし時代のマンションに転がり込む私の不貞に、誰も突っ込んでこないなーと思ってたら、やはりあなたは突っ込んでくれましたね^^;
このブログは、暗くならないよーにしようと思ってもムリなので、コメントだけでも明るくしたく思います。
ありがとう!!
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